連結ポットに種をまいた、ブロッコリーから本葉が出てきたのと、 根が張って窮屈そうになってきたため、ポリポットに鉢上げしました。
ポリポットに移植するタイミングとして、本葉が1~2枚ほど出てきたら鉢上げをします。
そのままの状態にしておくと、根が張って、葉の色が変色してしまったりと、生育に影響が出てきます。
鉢上げの方法
事前準備として、連結ポット内のブロッコリーの苗から、生育の良さそうなものを残して間引きます。
間引くものとして、茎が細いものや、葉が欠けているものを中心に間引きます。
1.ポリポットに培養土を入れます。
2.土の表面に根が入るほどの穴をあけます。
3.連結ポットからブロッコリーを取り出します。
取り出す際は、根についている土を落とさないように注意します。
連結ポットから取り出しにくい場合は、連結ポットの底を指で軽く押すと取りやすくなります。
4.先ほどあけた穴に、 ブロッコリーの苗を入れ、根が隠れるように、まわりに土をかけて完了です。
鉢上げ後は、土全体が湿るほど、たっぷり水をあげます。
根が張っていないこともあり、苗が倒れてしまいますが、根が張るに連れてまっすぐになってきます。
基本的に水やりは朝に行いますが、過湿に弱いので、夕方には表面が乾く程度にすることで、ガッチリとした苗を作ることができるそうです。
育苗期間は、本葉が4〜5枚になるまで育てます。
間引きを行いながら鉢上げを行い、20株ほどの苗をポリポットに移植しました。
自宅で育てるのには多めなので、知人に苗を配りたいと思います。
昨年は、夏の後半にブロッコリーの育苗を始めましたが、種まきの時期が遅かったこともあり、定植から後の作業が遅れて収穫を迎える前に冬が到来して、ブロッコリーの収穫量が減ってしまい、残念な思いをしました。
昨年の失敗を踏まえて、春に育苗して、夏に収穫する方法に切り替えました。
種まきから育苗まで、現時点ではスケジュール通りなので、6月下旬頃には畑に定植できそうです。
しかし、ブロッコリーの大敵である、害虫も発生する時期となるので、定植後だけでなく、育苗中も害虫に葉を食べられないように、不職布をかけるなどして、害虫対策を行いたいと思います。
ブロッコリーの鉢上げについて書きましたが、 連結ポットに、ブロッコリーの種をまいて育てる際は、こちらの方法を参考にしていただけたら嬉しいです。
鉢上げ自体は、とてもシンプルで難しくないため、初心者でも簡単に作業することができます。
皆さんも機会があれば、種から育てたブロッコリーの鉢上げをしてみてはいかがですか?
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