青森でジャガイモを栽培していると、「いつ収穫すればよいのか」「葉が枯れたらすぐ掘ってよいのか」と迷うことがあります。
ジャガイモは収穫のタイミングが早すぎると、いもが十分に大きく育っていません。一方、収穫が遅れると、雨による腐敗や病害虫の被害を受ける可能性があります。
この記事では、青森で栽培するジャガイモの収穫時期や、収穫適期の見極め方、失敗しにくい掘り方、収穫後の保存方法を分かりやすく解説します。
青森のジャガイモの収穫時期
青森で春に植え付けたジャガイモは、一般的に7月下旬から9月ごろが収穫時期の目安です。
ただし、実際の収穫時期は次の条件によって変わります。
- 植え付けた時期
- 栽培している品種
- 地域の気温や標高
- その年の天候
- 家庭菜園か農地栽培か
青森県内でも、津軽地方、南部地方、下北地方では気温や降水量が異なります。そのため、カレンダーだけで判断せず、ジャガイモの葉や茎の状態を確認することが大切です。
植え付けから収穫までの日数は、品種にもよりますが、おおむね90日から120日程度が目安になります。
ジャガイモの収穫適期を見極める3つのポイント
1.葉や茎が黄色くなって枯れ始める
ジャガイモは、葉や茎が青々としている間は、地下のいもがまだ成長しています。
収穫適期が近づくと、葉が黄色くなり、茎も次第に倒れてきます。株全体の半分以上が枯れ始めたころが、収穫を検討するタイミングです。
ただし、病気や水不足によって葉が枯れている場合もあります。植え付けからの日数や周囲の株の状態も合わせて確認しましょう。
2.試し掘りをして大きさを確認する
収穫時期に迷ったら、株の端を少し掘って、ジャガイモの大きさを確認します。
十分な大きさに育っていれば、本格的な収穫に進んでもよいでしょう。まだ小さい場合は、葉が元気であれば、もう少し畑に残して肥大を待ちます。
家庭菜園では、必要な分だけ試し掘りをしながら収穫する方法もおすすめです。
3.皮が簡単にはがれないか確認する
長期保存を目的とする場合は、ジャガイモの皮がしっかり固まっていることも重要です。
試し掘りしたジャガイモの表面を、指で軽くこすってみましょう。皮が簡単にはがれるようであれば、まだ未熟な可能性があります。
皮がはがれにくくなってから収穫すると、傷がつきにくく、保存性も高まります。
青森で収穫するときは天候にも注意
青森でジャガイモを収穫する際は、収穫予定日の天候を確認しましょう。
おすすめは、晴天が続いて土が乾いている日です。
雨の直後に収穫すると、土が重くなって作業しにくいだけでなく、ジャガイモの表面がぬれて傷みやすくなります。泥を落とす際にも皮を傷つける可能性があります。
できれば晴れた日が2日ほど続いた後に収穫すると、掘りやすく、収穫後の乾燥作業も行いやすくなります。
また、収穫時期に長雨が予想される場合は、完全に枯れるまで待たず、天候を優先して収穫する判断も必要です。
ジャガイモを傷つけない収穫方法
1.茎を地際から切る
最初に、枯れた茎や葉を地際から切り取ります。
茎を引っ張って収穫しようとすると、途中で切れたり、いもが土の中に残ったりします。スコップやフォークを使って掘り上げる方が確実です。
病気が疑われる葉や茎は、畑にすき込まず、栽培場所から取り除きましょう。
2.株元から離れた位置に道具を入れる
ジャガイモは株元の周囲に広がってできています。
株のすぐ近くにスコップを入れると、いもを切ったり傷つけたりすることがあります。株元から20センチから30センチほど離れた位置に、スコップや掘り取りフォークを入れましょう。
土を下から持ち上げるようにすると、ジャガイモを傷つけにくくなります。
3.土の中に残ったいもを手で探す
株を掘り上げた後は、周囲の土を手で確認します。
小さなジャガイモが土の中に残っていることがあるため、株の周りを広めに探しましょう。掘り残したジャガイモは、翌年の栽培で病害虫の原因になる場合があります。
収穫したジャガイモは洗わない
収穫したジャガイモは、保存前に水洗いしないのが基本です。
水で洗うと表面に水分が残り、腐敗しやすくなります。土が付いていても、風通しのよい日陰に並べて乾かし、乾燥後に手や柔らかいブラシで軽く落としましょう。
収穫直後のジャガイモは傷つきやすいため、投げたり重ねすぎたりせず、丁寧に扱います。
収穫後の乾燥方法
掘り上げたジャガイモは、直射日光を避けて乾燥させます。
ジャガイモを長時間日光に当てると、表面が緑色になることがあります。緑色になった部分や芽には、天然毒素が多く含まれる可能性があるため、注意が必要です。
収穫後は、屋根のある小屋や物置、風通しのよい日陰などに広げ、表面を乾かします。
地面に直接置く場合は、新聞紙や段ボール、すのこなどを敷くとよいでしょう。
ジャガイモの保存方法
乾燥させたジャガイモは、光が当たらず、涼しく、風通しのよい場所で保存します。
保存には、段ボール箱や紙袋など、光を遮れる容器が適しています。ビニール袋は湿気がこもりやすいため、長期保存には向きません。
箱の中に新聞紙を敷き、ジャガイモを入れた後、上からも新聞紙をかぶせると遮光しやすくなります。
保存前には、次のようなジャガイモを取り分けましょう。
- スコップで傷つけたもの
- 表面が割れているもの
- 虫食いや腐敗があるもの
- 病斑が見られるもの
- 極端に小さいもの
傷があるジャガイモは長期保存せず、状態を確認したうえで早めに使用します。
青森のジャガイモ収穫でよくある失敗
葉が緑色のうちに全部収穫する
葉が元気な時期に収穫すると、新じゃがらしいみずみずしさを楽しめますが、いもが小さく、皮が薄いことがあります。
すぐに食べる場合は問題ありませんが、長期保存したい場合は、葉や茎が枯れ始めるまで待ちましょう。
雨の日や雨上がりに収穫する
湿った土での収穫は、ジャガイモに泥が付きやすく、傷みの原因になります。
青森の秋は天候が変わりやすいため、収穫予定日を1日だけに決めず、複数の候補日を用意しておくと安心です。
直射日光の下で乾燥させる
収穫したジャガイモを畑に長時間放置すると、日光によって緑化することがあります。
掘り上げた後は、できるだけ早く日陰へ移動させましょう。
傷んだジャガイモを一緒に保存する
腐敗したジャガイモを健康なものと一緒に保存すると、周囲にも傷みが広がります。
保存中も定期的に状態を確認し、柔らかくなったものや異臭がするものは早めに取り除きましょう。
まとめ|青森のジャガイモは葉の状態と天候を見て収穫しよう
青森で栽培するジャガイモの収穫時期は、一般的に7月下旬から9月ごろが目安です。
ただし、地域や品種、植え付け時期、その年の天候によって適期は変わります。葉や茎が黄色く枯れ始めたら試し掘りを行い、いもの大きさや皮の状態を確認しましょう。
収穫日は、雨の直後を避け、土が乾いた晴天の日を選ぶことが大切です。収穫後は水洗いをせず、直射日光の当たらない場所で乾燥させてから保存します。
適切なタイミングと方法で収穫し、青森の畑で育てたおいしいジャガイモを長く楽しみましょう。





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