今日は、トマトとミニトマトの苗を畑に定植(植え付け)しました。
畑作りが遅かったこともあり、トマトの苗の根が張って、葉が黄緑色に変色しかけていました。
本葉が8〜9枚ほど出てきて、1番花が咲き始めた頃が定植時期です。
畑の準備
定植の1週間前に畑作りをします。
畑の作り方として、 苦土石灰、たい肥、化成肥料をまき、鍬を使って土を耕し 、高さ20cmほどの畝を立てます。
※ 苦土石灰、たい肥、化成肥料の分量は、畑の規模によって異なるので説明書を確認のうえ調整してください。
トマトの根は深くまで伸びるため、土の深くまで耕すようにします。
畝を立て終わったら、黒マルチを張って畑作りが完了です。
生育期間中に肥料を切らさないように注意しますが、生育初期に肥料が多いと「つるぼけ( 葉や茎ばかりが茂り実がつかない状態)」になりやすいので、元肥を控えめにして、追肥で補うようにします。
トマトの定植時期と定植方法
連作障害
連作障害を避けるため、同じ場所での栽培を4~6年ほどあけるようにします。
定植時期
定植のタイミングは、 本葉が8〜9枚ほど出てきて、1番花が咲き始めた頃が定植時期です。
定植方法
定植前に、ポリポットを水に浸して水を含ませておきます。
1.ポリポットから苗を取り出します。
取り出しにくい場合は、ポリポットの底の穴を手で軽く押してあげると取り出しやすくなります。
2.マルチに苗が入るほどの穴をあけ、中の土を少量マルチの上に出します。
3.先ほどあけた穴に苗を置き、周りから土を寄せ、最後にマルチの上に出しておいた土を使って、苗の根元にかけます。
定植後は、苗が転ばないように支柱を立てておきます。
プランター栽培の場合、仮支柱として割り箸を支柱代わりに使うのもおすすめです。
以上で、トマトの定植が完了です。
2株以上植える場合は、株間50cmほど間隔をあけて植え付けます。
定植後の水やりは、定植後の水やりのみで、真夏の乾燥時を除いて水やりは不要となります。
水を与えすぎることで、トマトの実割れの原因となったり、 味わいや甘みが薄くなってしまうそうです。
支柱立てと誘引
基本的には、1株に1本ずつ支柱を立てます。
2列向かい合わせで植えている場合は、合掌型で支柱を立てます。
草丈が伸びるに連れて、支柱に負担がかかるので、ある程度の強度を保てる状態で支柱を立てます。
私の場合は、直立型で支柱を立て、支柱の上部に紐をわたして強度を高めています。
弱そうに見えますが、ある程度の重量には耐えることができます。
支柱を立て終わったら誘引をします。
8の字になるように、 主枝と支柱に紐をかけて結びます。
結ぶ際は、締めつけ過ぎて茎を傷めつけないように軽く結びます。
生育に合わせて適宜誘引をし、 20~30cm間隔になるように、ひもで結びます。
畑作りが遅かったこともあり、根が張って葉が変色した状態での定植となりました。
窮屈なポリポットから解放されたので、今後は畑に根を張って元気に生育してくれると思います。
トマト・ミニトマト合わせて20株ほど定植しました。
前回は、30株ほど植えていたので、今年は少なめですが、自宅で消費する分としてはちょうど良いと思います。
これから、脇芽欠きや、トマトトーンの散布など、収穫まで工程がいくつかあるので、美味しいトマトを収穫するために、どの工程も確実に行いたいと思います。
トマトの定植の方法と、支柱立て・誘引方法について紹介しました。
ほとんどの方は、今の時期は定植されていると思うのであまり参考にならないかもしれませんが、これからトマトを定植する方は、こちらを参考にしていただけたら嬉しいです。
皆さんも、自宅で美味しいトマトを育ててみてはいかがですか?
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