山の畑の雪がだいぶ解けてきたので、ニンニク畑の様子を見に行きました。
ニンニク畑も雪がなく、マルチの中からニンニクの芽が出ていました。
一部、マルチの穴から芽が出ていないものもあったため芽出しを行いました。
今日は気温が高く、マルチの上の雪が解けて、マルチの穴からニンニクの芽が出ていました。
ニンニクの芽出し作業
ニンニクの芽出しには2つの意味があり、それぞれ意味と作業の内容がことなるそうです。
「芽出し=マルチから芽を出す」だと思っていて、生長を揃える芽出しがあるのを知りませんでした。調べて初めて知りました。
生長をそろえる芽出し
ニンニクの生長を揃えるための芽出しです。
ニンニクを植え付ける際に、 鱗片をそのまま栽培場所に植え付けますが、芽がまばらに出るなど生長に差が出てしまうため、植え付け前に、鱗片から芽を出させておく方法を指します。
マルチから出す芽出し
マルチから出す芽出しは、ニンニクの芽が地上に出てきた時に、芽をマルチから引き出す作業を指します。
雪の重みなど、何かしらの要因で、マルチに芽が引っかかってしまう場合があります。
そのままにしておくと、日光が当たらず、葉が黄色になりかけたり、傷ついて枯れてしまう原因にもなります。
そこで、地上に出てきた芽をしっかり生長させるために行うのが、マルチから出す芽出しです。
芽出し作業の時期と方法
地上に芽が出てきた頃が、作業の時期となります。
植え付けの際に、マルチの穴の中心に 鱗片を植え付けますが、何かの要因で穴からずれてしまう場合があります。そのため、マルチを押し上げている状態の株を見つけたら、芽が折れないように注意しながら、芽をマルチの穴から出してあげます。
すべて行う必要はなく、マルチの穴から出ていないもののみ芽出しを行います。
今年は、暖冬の影響で雪の重みによって マルチに芽が引っかかってしまう事象も少なく、作業がしやすかったです。植え付け時にマルチの穴の中心を意識して植え付けたのも良かったのかもしれません。
昨年よりも規模は少なめですが、全体的に、ニンニクの芽が生え揃っていたので安心しました。
今後も、ニンニクの様子を定期的に観察していきたいと思います。
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