トマト・ミニトマトの脇芽欠き

日記

今日は、トマトとミニトマトの脇芽欠きをしました。
トマトの太い枝の間から脇芽が出てきたため、風通しと生育を良くするために剪定しました。

脇芽欠きの目的と方法

脇芽欠きの目的

脇芽欠きの目的は、 葉が茂りすぎて花芽がつきにくくなり、風通しも悪くなるため、 病害虫被害に遭いやすくなったり、脇芽にばかり養分が行ってしまい、収穫量が減る原因にもなります。
そのため、脇芽欠きをして、葉が茂り過ぎるのを防止したり、葉の養分を実へを送って収穫量を増やす目的があります。

脇芽欠きの方法

茎と太い枝の間から出ている細い枝に見えるものが脇芽です。

脇芽欠きは、晴れた日の午前中に手で摘み取ります。
雨の日に行うと、傷口から雑菌が入りやすくなります。
また、ハサミで切り取ると、樹液を介してウイルス病に感染することがあるので、できるだけ手で摘み取るようにします。
脇芽を取っても次の脇芽が出てくるので、週に1回は脇芽を取るようにします。
取った脇芽を一晩水に浸して土に挿しておくと、挿し木で株を増やすことが可能です。

摘果

大玉トマトの場合、実を充実(トマトの実を大きく)させるために、1房につく実の数を4~5個ほどに制限します。
摘み取るものとして、小さなものや、形が悪い実を中心に摘み取ります。

摘芯

大玉トマトの場合、花のついた枝が5段ついた場合、または、支柱の高さまで幹が伸びてきたら摘芯をします。
花の咲いた枝の2枚上までは葉を残して、先端を摘み取ります。
葉を残しておくことで、花に雨がかかる心配がなく、実をつけやすくなるそうです。

週に1回脇芽を取っていますが、ビニールハウス内は温度が高いこともあり、生育が良くなるあまり、それに比例して脇芽も出てきてしまい、あっという間に次の脇芽欠きをしなくてはいけなくなりました。
取り遅れると、脇芽が太くなって周りの枝や幹と同化してしまいうので、作業する間隔を増やして定期的に脇芽欠きをしています。
これから気温が高くなるに連れて、脇芽の成長スピードも速くなってくると思うので、取り遅れないように定期的に脇芽欠きをしたいと思います。

皆さんも、栽培しているトマトの脇芽が出てきたら、こちらを参考にして、定期的に脇芽欠きをしてみてはいかがですか?
しっかり脇芽欠きを行うことで、実に必要な養分が送られて収穫量を増やすことができますよ。

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