今日は、連結ポットで栽培している、トマトと、ミニトマトの鉢上げをしました。
トマトがある程度の大きさになり、連結ポット内に根が張って窮屈そうになってきたため、ポリポットに移植しました。
トマトの生育が早く、あっという間に移植の時期を迎えました。
ポリポットに移植するタイミングとして、本葉が1~2枚ほど出てきたら鉢上げをします。
鉢上げの方法
事前準備として、連結ポット内にあるトマトの苗から、生育の良さそうなものを残して間引きます。
間引くものとして、茎が細いもの、葉の一部が 欠けていたり、枯れかけているものを中心に間引きます。
目安として、連結ポット1マスに、トマトの苗1個になるように間引きます。
事前準備の間引きを終えたら、鉢上げを行います。
鉢上げの方法は、基本的にほかの野菜と同じ方法で行います。
1.ポリポットに培養土を入れます。
2.土の表面に根が入るほどの穴をあけます。
3.連結ポットからトマトを取り出します。
取り出す際は、根についている土を落とさないように注意します。
連結ポットから取り出しにくい場合は、連結ポットの底を指で軽く押すと取りやすくなります。
4.先ほどあけた穴に、 トマトの苗を入れ、根が隠れるように、まわりに土をかけて完了です。
鉢上げ後は、土全体が湿るほど、たっぷり水をあげます。
夜に水分が多いと徒長(茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態 ) の原因になるため、水やりは朝に行います。
根が張っていないこともあり、苗が倒れてしまいますが、根が張るに連れてまっすぐになってきます。
本葉が8〜9枚ほど出てくるまで、引き続き、ビニール温室などの暖かい場所に置いて育苗します。
トマト、ミニトマト合わせて全部で40株ほどの苗を鉢上げしました。
自宅で育てるのには多めなので、知人に苗を配りたいと思います。
5月上旬に、気温が30℃を超える日があったこともあり、ビニールハウス内の温度が急激に上がり、高温にならないように換気を行いました。
その後は、気温が一定になったこともあり、発芽から鉢上げするまで順調に育ちました。
特に、発芽後は生育が早く、あっという間に茎が伸びて本葉がでてきました。
一部の苗は、根が張って連結ポットが窮屈そうになっていました。
種まき時に、発芽率を上げるためにたくさん種をまきましたが、思っていた以上に発芽率が高く、結果的に、間引く量や、廃棄する量が増えてしまったので、種まき時に調整すべきでした。
もったいない思いはしましたが、質より量なので、たくさんのトマトの苗を作ることができたので良かったと思います。
連結ポットに、トマトの種をまいて育苗する場合、ある程度の草丈になったら鉢上げが必要となります。その際は、この方法を参考にして鉢上げをしてみてはいかがですか?
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