ブルーベリーの追肥

日記

山の畑に地植えしている、ブルーベリーに追肥をしました。
ブルーベリーの苗木を植えつける際に、元肥と化成肥料をいっしょに与えますが、元肥だけだと植物の成長に伴って肥料分が不足してしまいます。
また、 すぐに効果を発揮する必要はないので、ゆっくりと効果を発揮する、たい肥や腐葉土などといった自然由来の肥料が中心となり、 すぐに効果を発揮する必要がある場合には適さないのがデメリットでもあります。
そのため、 すぐに効果を発揮する肥料を与えたり、不足した肥料分を補うために追加し、 葉や枝を充実させたり、 花を開花させ、結実させるために追肥を行うそうです。

追肥の時期と与え方

追肥の時期

  • 5月(芽出し肥)
  • 9月(お礼肥)

ブルーベリーの追肥は、 充実した芽を育てるための芽だし肥(めだしごえ)と、開花時や結実時と、 収穫後に、果実をつけるために使った養分を補給するためのお礼肥(おれいごえ)の、年2回追肥を行います。
追肥には、即効性のある化成肥料を施します。
ホームセンター等で、ブルーベリー専用の肥料が販売されているのでそちらを購入するのが良いかと思います。
枝や葉を充実させるために必要な成分が含まれているので、複数の肥料を購入したり、調合する手間を省くことができます。

肥料の与え方

肥料は、根の広がる範囲全体に施します。

しかし、土の中に根が入っていることもあり、肉眼では確認することができません。

そのため、根の広がる範囲と葉の広がる範囲は同様の傾向があるので、庭植えの場合は、葉が広がる範囲の土の部分全体に肥料を施します。
目安として、枝の先端の下あたりに円を描くように肥料を施します。
鉢植えの場合は、 鉢の端あたりに 円を描くように肥料を施します。

肥料を与える際の注意点

追肥の際は、肥料の分量に注意します。
肥料の分量を誤ると、土の中の肥料濃度が高くなり、根の機能に支障をきたしてしまい、水を吸い上げることができなくなり、重症化すると、木全体が枯れてしまうといった肥料焼けという現象を引き起こしてしまいます。
そのため、肥料に記載されている分量を守って使用するようにします。
分量の調整が不安という方は、少量の肥料をあげ、株の様子を見ながら、足りない分を後から追加する方法が良いかもしれません。
少ない場合は、後から追加することができますが、 与えた過ぎた肥料を後から減らすことができないので 、最初のうちはこの方法が簡単かもしれません。
私も、この方法を採用して追肥を行いました。

上記の方法で、ブルーベリーの枝の先端の下あたりに円を描くように肥料を施しました。
私が購入した、ブルーベリーの肥料には、1~2年生の苗木の場合、分量20gと記されていたので、記されている分量を守って追肥しました。

追肥後に水をたっぷり与え、ピートモスが乾燥しないように、ワラを敷いてマルチングしました。
通常は、ピートモスが湿っている状態なのですが、今日は気温が30℃ほどあったので、蒸発して乾燥しないように 通常より多めに水を与えました。
夏の時期は暑さで乾燥しやすくなるので、通常よりも水やりの頻度を増やします。
日中は高温になるので、早朝もしくは、夕方に水やりをするようにしています。

地植えしているブルーベリーは、全部で3本ほどあり、全てに追肥を行いました。
3本とも新芽や枝が出始め、一部では、木全体が葉でいっぱいになっているものもありました。
今回追肥をしたことで、葉や枝を充実させるための養分を得ることができて、さらに木全体が充実して、やがて花が咲いて、実が 結実してくると思います。

初めてということもあり、ブルーベリーの追肥の方法が分からなかったので、ネットで調べながら作業してみました。
手順通りに作業してみると、 思っていたよりも難しくなく、肥料に書かれている分量を守って肥料を与えることができました。
追肥していて感じたことは、肥料を多めに与えると後から調整ができないので、最初は少量与えて株の様子を見ながら、後から肥料を追加する方法が自分に合っているということです。
またひとつ、ブルーベリー栽培における知識を習得することができました。
次は、8~9月頃に行う、収穫後に行うお礼肥の時期に追肥してあげたいと思います。
皆さんも、ブルーベリーに肥料を与える場合は、肥料に書かれている分量を守って与えるようにしましょう。

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