小玉スイカの摘心と整枝

日記

今日は、小玉スイカの摘心(摘芯)と整枝をしました。
ツルが込み合ってきたのと、実が着果したため、生育を良くするために行いました。
スイカの摘心と整枝の方法をまとめたので、参考にしていただけたら嬉しいです。

小玉スイカの摘心と整枝方法

摘心の方法

摘心の方法は、 親ヅルの本葉5~6枚で摘心します。
親ヅルの先端を摘み取ります。
摘心は晴れた日に行うようにします。雨の日に行うと、傷口が乾きにくく、土などを介して傷口から細菌などが入ってしまう可能性があります。

摘心後の状態です。
摘心したことで、この先に養分が行かなくなり、親ヅル途中や、子ヅルに着果した実の方へ栄養が行くようになります。

以上で、小玉スイカの摘心が完了です。

整枝の方法

整枝の方法は、親ヅルから分枝している子ヅル2~4本を残して、ほかのツルを摘み取ります。
残した子ヅルは摘心をせず、そのまま放任しておきます。
子ヅルから出る孫ヅルは、着果節位(1番果がなる部分)は摘み取りますが、それ以外の孫ヅルは放任しておきます。

整枝後の状態です。
込み合っている箇所が解消され、全体的にすっきりとした感じになりました。

以上で、小玉スイカの整枝が完了です。

スイカの整枝は難しそうに思われがちですが、手順通りに作業すれば誰でも簡単に行うことができます。
私も、最初のうちは整枝の方法が難しく感じていましたが、教本を見ると意外とシンプルで、それ以来、自分で判断して作業できるようになりました。
摘心は、本葉4~5節目。整枝は、親ヅルから出ている子ヅル2~4本残して、あとは摘み取ると覚えておくと良いかもしれません。

写真を見るとお分かりいただけるかと思いますが、小玉スイカの実が着果して大きくなりました。
人工授粉をしていないので、おそらく蝶や蜂などが受粉の手助けをしてくれたのかもしれません。
※スイカを確実に着果させるためには人工授粉を行います。
今年は、春先の気温が低かったこともあり、全体的に生育が遅めです。
8月下旬から9月中には収穫できると良いです。

小玉スイカの摘心と整枝の方法について紹介しました。
ほとんどの地域では、今の時期は作業済みだと思われるため、参考にならないかもしれませんが、 小玉スイカの摘心と整枝をする際は、こちらを参考にしていただけたら嬉しいです 。

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