今日は、大根(ダイコン)の種まきをしました。
例年であれば、8月下旬頃に種をまくのですが、今年は、遅めの種まきとなりました。
畑の準備
種まきの2週間前までに苦土石灰と、たい肥を入れて耕し、30~35cmの深さになるまで土を耕します。
大根栽培に適している畑として、根が深くまで伸びるため、耕土が深く、保水力、排水性のある土が適しています。
根の先端部分が障害物に触れると、根が分かれて又根になってしまうため、土深くまで耕すようにし、土の塊や、石などがあれば、取り除くようにします。
大根の種まき時期・種のまきかた
連作障害
連作障害をさけるため、同じ場所での栽培を2~3年ほどあけるようにします。
種まき時期
- 寒冷地:春まき5月。秋まき7月~9月
- 中間地:春まき4月~5月中旬。秋まき8月下旬~9月上旬
- 暖地: 春まき3月中旬~4月中旬。秋まき9月
※ 種まき時期の詳細は、種袋裏面の種まき時期を確認してください。
種のまき方
底が丸い容器などを使って、土の表面に深さ1.5cmほどの穴をあけ、そのなかに、種を3~4粒ほどまきます。(点まき)
穴と穴の間隔は、5cmほどあけます。
最後に、土を軽く (1cm程度) かぶせて鎮圧し、最後に水をたっぷりあげます。
以上で、大根の種まきが完了です。
大根の発芽日数と発芽適温
- 発芽適温:25℃前後
- 発芽日数:3~5日
早めに種をまいた大根の方は、4~5日程度で発芽しました。
ビニールマルチを張って種をまいたこともあり、土にそのまま種をまいたものと比較して、土温を一定に保つことができたため、発芽を促したものと思われます。
早いものでは、本葉が出てきて、葉が大きくなっているものもありました。
次の作業として、本葉2~3枚の時に生育が悪いものや、中くらいのものを残して間引きを行いたいと思います。
先に種をまいた大根は、間引きが必要な状態になってしまったので一足先に間引きをしました。
写真のように、葉がスッキリしたのがお分かりいただけるかと思います。
今年は、昨年よりも種まきの時期が少し遅れてしまったため、大きな大根が収穫できるが心配ですが、今の時期は、まだ気温が高めなので、これから生育が良くなってくれると信じて栽培したいと思います。
大根の種まきについて紹介しました。
比較的栽培が簡単なので、初心者でも育てることができます。
ほとんどの地域では、大根の種まきがすでに完了していると思われるため、あまり参考にならないかもしれませんが、今後大根の種まきをする機会が出てきた際は、参考にしていただけたら嬉しいです。
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