ニンジンの種まき

日記

今日は、ニンジン(人参)の種まきをしました。
家に、ニンジンの種があったので、昨年同様、山の畑に種をまくことにしました。

ニンジン畑の準備

種まきの1週間前に畑作りをします。
苦土石灰、たい肥、化成肥料を入れて耕し、高さ10cmほどの畝を立てます。
畑にまく量は、畑の大きさによって異なるので、説明書を参考にして調整します。
ニンジンの先端の根が石などの障害物に触れると又根(根が2つに分かれてしまう状態)になってしまうので、耕す際は、石などを取り除きながら、深さ30cmほどまでよく耕しておきます。

ニンジンの種まき時期・種のまき方

連作障害

連作障害を避けるため、同じ場所での栽培を1年ほどあけるようにします。

種まき時期

  • 寒冷地:4月中旬~6月中旬
  • 中間地:3月中旬~4月下旬、6月下旬~8月上旬
  • 暖地: 2月下旬~3月下旬、8月上旬~9月上旬

※ 種まき時期の詳細は、種袋裏面の種まき時期を確認してください。

種のまき方

ニンジンは移植できないので、畑に直接種をまきます。
種まきの方法は、条まき、点まきなどがあり、条まきで種をまく際は、 条間20〜30cmでまき溝を作り、種を1cmおきにまいていきます。
私は点まきで種をまいたので、点まきで種をまく方法を紹介します。
ニンジンの種をまく際のポイントとして、 発芽には水分が必要なので、雨が降った翌日にまくのが理想です。畑の土壌が乾いているときは、たっぷり水をまいてから種をまきます。

まず、土表面に底が丸い容器などを使って窪みを作ります。
なるべく等間隔になるように窪みを作るのがポイントです。
窪みと窪みの間は、2~5cmほど間隔をあけます。

次に、先ほど作った窪みに種を2~3粒ほどまきます。
種を複数まく理由は、発芽率を上げるためです。
複数発芽した場合は、後に間引きをします。

最後に、 覆土を薄め(5mmほど)にして、鎮圧して完了です。
ニンジンは「好光性種子(発芽に光が必要な種)」なので、土をかけすぎて光を感じなくなると発芽しにくくなるので注意します。
発芽には水分を必要とするので、発芽するまでは、土が乾燥しないように、毎日、朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。
乾燥を防ぐ対策として、畑の表面に不職布をかけて乾燥を防ぐ方法があります。

ニンジンの発芽日数と発芽適温

  • 発芽適温:15~25℃
  • 発芽日数:8~10日程度

ニンジンの種は発芽率が低く、低温・高温、乾燥した環境では発芽しにくくなる特徴があります。
発芽には水分を必要とし、土壌が乾燥すると発芽不良となることがあります。
そのため、土壌が乾燥しないように定期的に水やりを行います。
発芽温度は、8~30℃と幅広いですが、10℃以下、30℃以上になると発芽しなくなるそうです。

ニンジンの栽培は、今年で2年目になりますが、栽培で最も難しいのが発芽させる箇所です。
なかなか発芽せず、土が乾燥しないように毎日水やりを行ったりと大変でしたが、最終的には、発芽させることに成功しました。
発芽させたときの達成感は、発芽させるまでの大変さを上回ったことを今でも覚えています。
今年も恐らく発芽に日数を要すると思いますが、発芽の達成感を味わうために、毎日水やりをして乾燥対策をしています。
「発芽させたら、栽培の半分は成功」と言われているように、ニンジンの種を発芽させるのは大変ですが、発芽したときの達成感は大きいので、みなさんも、難易度はありますが、ニンジン栽培に挑戦してみてはいかがですか?

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