今日は、ブロッコリーの苗を畑に定植(植え付け)しました。
育苗中に害虫に葉を食べられることもなく、 本葉が4~5枚ほど出始め、定植の時期を迎えました。
畑の準備
定植の1週間前に畑作りをします。
畑の作り方として、 苦土石灰、たい肥、化成肥料をまき、鍬を使って土を耕し 、高さ10cmほどの畝を立てます。
※ 苦土石灰、たい肥、化成肥料の分量は、畑の規模によって異なるので説明書を確認のうえ調整してください。
ブロッコリーは、 排水性と保水性がいい肥沃な土壌を好むため、水はけを良くするために畝を高く立てます。
畝を立て終わったら、黒マルチを張って畑作りが完了です。
ブロッコリーの定植時期と定植方法
連作障害
連作障害を避けるため、同じ場所での栽培を2~3年ほどあけるようにします。
定植時期
定植のタイミングは、本葉が4~5枚ほど出てきた頃が定植時期です。
定植方法
定植前に、ポリポットを水に浸して水を含ませておきます。
1.ポリポットから苗を取り出します。
取り出しにくい場合は、ポリポットの底の穴を手で軽く押してあげると取り出しやすくなります。
2.マルチに苗が入るほどの穴をあけ、中の土を少量マルチの上に出します。
3.先ほどあけた穴に苗を置き、周りから土を寄せ、最後にマルチの上に出しておいた土を使って、苗の根元にかけます。
以上で、ブロッコリーの定植が完了です。
2株以上植える場合は、株間40cmほど間隔をあけて植え付けます。
定植後に水をたっぷりあげます。
ブロッコリーの害虫対策
ブロッコリーには、モンシロチョウやコナガの幼虫が寄生して葉を食べてしまいます。
そのため、これらの害虫からブロッコリーを守るために害虫対策が必要となります。
害虫対策の方法は大きく分けて2パターンあります。
ひとつめは、防虫ネットを掛ける方法です。
防虫ネットをかけることで害虫の侵入を防ぐことが可能です。
苗が小さい時期に、中央の生長点を芯食い虫に食べられると、収穫まで育てるのは難しくなってしまうので注意します。
ふたつめは、コンパニオンプランツをブロッコリーの近くに植える方法です。
モンシロチョウやコナガの幼虫が嫌うキク科の植物(シュンギクやレタス)を近くに植えてあげることが害虫対策ができます。
近くに植えるだけと手軽で、必要な資材を準備する必要がないので初心者でも簡単に行えます。
農薬をかけることで害虫を死滅させることはできますが、無農薬で栽培したい方が多いと思われるため、こちらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
前文にも書きましたが、害虫に葉を食べられることなく定植することができました。
しかし、モンシロチョウが卵を産みつける時期がこれからなので、本格的な害虫対策がこれから始まりそうです。
現時点で考えている方法は、防虫ネットをかけて、害虫を発見し次第、取り除く方法で対応したいと思います。
窮屈なポリポットから畑に定植したことで、根張りが良くなって生育が良くなりそうです。
暑い時期は害虫被害に遭いやすくなるので、しっかり対策をして収穫まで大切に育てたいと思います。
ブロッコリー定植の方法について紹介しました。
ほとんどの方は、今の時期は定植されていると思うのであまり参考にならないかもしれませんが、これからブロッコリーを定植する方は、こちらを参考にしていただけたら嬉しいです。
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