小玉スイカの鉢上げ

日記

今日は、連結ポットで栽培している、小玉スイカの鉢上げをしました。
本葉が1~2枚ほど出てきて、根が張って全体的に窮屈そうだったので、ポリポットに移植しました。
ポリポットに移植するタイミングとして、 本葉が1~2枚ほど出てきたら鉢上げをします。

鉢上げの方法

事前準備として、連結ポット内にある小玉スイカの苗から、生育の良さそうな苗を選んで1本に間引きます。
間引くものとして、茎が細いもの、葉の一部が 欠けていたり、枯れかけているものを中心に間引きます。
発芽したての芽はデリケートなので、 残す芽を傷つけないように作業は優しく行い、間引く際は、残す芽を抜いてしまわないように株元をおさえながら間引くようにします。
初心者の方は、 間引く芽の茎を、ハサミを使って切り取る方法が作業しやすいかと思います。

事前準備の間引きを終えたら、鉢上げを行います。
鉢上げの方法は、基本的にほかの野菜と同じ方法で行います。

1.ポリポットに培養土を入れます。
2.土の表面に根が入るほどの穴をあけます。
3.連結ポットから小玉スイカを取り出します。
取り出す際は、根についている土を落とさないように注意します。
連結ポットから取り出しにくい場合は、連結ポットの底を指で軽く押すと取りやすくなります。 
4.先ほどあけた穴に、 小玉スイカの苗を入れ、根が隠れるように、まわりに土をかけて完了です。

鉢上げ後は、土全体が湿るほど、たっぷり水をあげます。
鉢上げの際に、根が張っていないこともあり、苗が寝てしまいますが、根が張るに連れてまっすぐになってくるので問題ありません。
本葉が5~6枚ほど出てくるまで、ビニール温室などの暖かい場所に置いて育苗します。

全部で7株の小玉スイカの苗をポリポットに移植しました。
5月上旬に種をまきましたが、気温が高くなったり低くなったりと、温度差が出た影響で、発芽に日数を要しました。
5月中旬頃から気温が20℃ほどになり、ビニールハウス内の温度を、 30℃ほどに保つことができたため、発芽してから鉢上げまで順調に育ちました。
全ての種から発芽しませんでしたが、自宅で食べる分は確保することができました。

出始めの本葉ですが、スイカ独特のギザギザの葉が出てきました。
また、瓜の仲間の特徴である、葉の表面に毛が生えてザラザラとした感じになってきました。
本葉が5~6枚ほど出てきたら定植の時期なので、定植までの間の毎日の水やりを欠かさず行いたいと思います。
気を付ける点として、ビニールハウス内は高温になりやすいので、高温にならないように換気にも気を払いたいと思います。

読者の皆さんの多くは、苗を購入して畑に定植されているかと思いますが、今回紹介したように、連結ポットに、小玉スイカの種をまいて栽培する場合、 ある程度の草丈になったら鉢上げが必要となります。その際は、この方法を参考にして鉢上げをしてみてはいかがですか?

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