ナスの鉢上げ

日記

今日は、連結ポットで栽培している、ナス(茄子)の鉢上げをしました。
ナスは発芽率が低い野菜ということもあり、発芽に日数を要しましたが、発芽後は順調に生育して鉢上げの時期を迎えました。
苗は少し小さめですが、これから生育してくると予想して、早めにポリポットに移植しました。
ポリポットに移植するタイミングとして、本葉が1~2枚ほど出てきたら鉢上げをします。

鉢上げの方法

事前準備として、連結ポット内にあるナスの苗から、生育の良さそうなものを残して間引きます。
間引くものとして、茎が細いもの、葉の一部が 欠けていたり、枯れかけているものを中心に間引きます。
目安として、連結ポット1マスに、ナスの苗1個になるように間引きます。

事前準備の間引きを終えたら、鉢上げを行います。
鉢上げの方法は、基本的にほかの野菜と同じ方法で行います。

1.ポリポットに培養土を入れます。
2.土の表面に根が入るほどの穴をあけます。
3.連結ポットからナスを取り出します。
取り出す際は、根についている土を落とさないように注意します。
連結ポットから取り出しにくい場合は、連結ポットの底を指で軽く押すと取りやすくなります。
4.先ほどあけた穴に、 ナスの苗を入れ、根が隠れるように、まわりに土をかけて完了です。

鉢上げ後は、土全体が湿るほど、たっぷり水をあげます。
夜に水分が多いと徒長(茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態 ) の原因になるため、水やりは朝に行います。 
本葉が5~6枚ほど出てくるまで、ビニール温室などの暖かい場所に置いて育苗します。

今回は、本葉が1~2枚ほど出てきた苗を中心に鉢上げをしました。
4株ほど鉢上げしましたが、発芽した残りのナスも、鉢上げできそうな大きさになり次第、順次ポリポットに移植していく予定です。
10株のナスを畑に定植する予定なので、ある程度の草丈があり、比較的丈夫そうなものを選んで、定植用のナスの苗を作りたいと思います。

鉢上げ後に水をたっぷり与えた際に、根がしっかり張っていないこともあり、苗が転んでしまいましたが、根が張るに連れて、苗がまっすぐ立ってガッチリしてくると思います。

ナスは発芽率が低く、発芽させるのにコツがあり難しいため、苗を購入して植えつける方法が一般的ですが、私は、種から発芽させるスキルを身につけたこともあり、種から発芽させてナスの苗を作っています。
今年も発芽率が高く、予想よりも多くのナスが発芽したため、種まき時に量を調整すべきでした。
発芽するかどうかはナス次第なので、少ない場合は調整ができませんが、多い場合は、後から間引きをすれば良いので、 質より量を重視して多めに種をまくことをおすすめします。

連結ポットに、ナスの種をまいて栽培する場合、 ある程度の草丈になったら鉢上げが必要となります。その際は、この方法を参考にして鉢上げをしてみてはいかがですか?

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