今日は、枝豆の摘心(摘芯)と、土寄せをしました。
枝豆の草丈が20cm以上になったので、サヤをたくさん付けさせるのと、株の転倒防止のため、摘心をしました。
枝豆の摘心と、土寄せの方法をまとめたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
枝豆の摘心時期と摘心方法
摘心をする理由として、主茎の先端を摘み取ることで、主茎に行く養分が行き場を失い、 側枝の方に回って、枝数が増えやすくなり、結果的にサヤがたくさんついて収穫量が増えます。
また、草丈を低く抑えられるため、株の転倒防止にもなります。
摘心の時期
本葉が5枚ほど出てきたら摘心の時期となります。
摘心の方法
摘心の方法として、主茎の先端を摘み取ります。
摘心は晴れた日に行います。雨の日に行うと、傷口が乾燥していない状態のため、傷口から雑菌が入ってしまい、枯れてしまう可能性があります。
また、ハサミで切り取ると、樹液を介してウイルス病に感染することがあるので、できるだけ手で摘み取るようにします。
摘心後の状態です。
主茎の先端を摘み取ったことで、主茎に行く養分が行き場を失い、側枝の方に送られるようになります。
枝豆のサヤは、葉や枝のつけ根につくため、枝数が増えれば節の数も増えて収穫量が多くなります。
枝豆の土寄せ
枝豆の土寄せは、全部で2回行います。
- 草丈10cmになったら、1回目の土寄せ。
- 草丈20cm〜30cmになったら、2回目の土寄せ。
畝間を軽く耕して、株元に土寄せします。
中耕することで、雑草を防ぎ、苗の根に酸素を送る効果があるそうです。
全2回行う土寄せにはそれぞれ目的があり、1回目は、生育初期の根の張りを良くする。2回目は、成長期の株の倒伏を予防する目的があるそうです。
今まで、枝豆の栽培を3年ほど行ってきましたが、摘心は、今回で2回目の作業となります。
栽培1年目は、そもそも摘心を知らず、種をまいて、水をあげていれば収穫できると思っていましたが、考えは甘く、草丈ばかり伸びてしまい、結果的に、転倒しないように支柱で抑えました。
枝豆に支柱は聞かないですよね?
2年目以降、家庭菜園教本や、ネットを参考にして摘心の方法を学びました。
勉強したこともあり、摘心をしっかり行うことができ、その年の収穫量は多かったです。
また、草丈も低く抑えられたので、支柱のお世話になることもありませんでした。
農業の世界は奥深いので、知らないことで野菜作りに影響が出てしまうことがあるので、どの場面でも言えることですが、分からないことは調べることをおすすめします。
枝豆の摘心と土寄せについて紹介しました。
皆さんも、栽培している枝豆の本葉が5枚ほど出てきたら、摘心をして収穫量を増やしつつ、生育促進と転倒防止のために土寄せをしてみてはいかがですか?
作業する際は、こちらを参考にしていただけたら嬉しいです。
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