こんにちは。
今回は、青森の家庭菜園で育てたい葉物野菜のひとつ、「水菜(みずな)」の種まきについて紹介します。
水菜はシャキシャキとした食感が魅力で、サラダやおひたし、漬物、鍋料理など、いろいろな料理に使える便利な野菜です。
冷涼な気候を好むため、青森では夏の終わりから秋にかけての栽培と相性がよく、冬の食卓にも活躍してくれます。水菜の生育適温はおおむね15~25℃とされ、秋まきは比較的育てやすい作型です。
今回は、青森で水菜を育てる場合の「種まき時期」と「種のまき方」を中心に、発芽をそろえるポイントまで紹介します。
青森での水菜の種まきはいつ?
水菜は春から秋まで種まきできますが、青森で家庭菜園をするなら、基本的には春まきと夏の終わり~秋まきが候補になります。
特におすすめなのが秋まきです。
一般的な水菜の秋まきは8月中旬~10月中旬程度が目安ですが、青森では地域や標高によって気温の下がり方が大きく違います。そのため、単純に全国共通の種まき時期を当てはめるのではなく、気温と収穫したい大きさを考えて時期を決めることが大切です。
小株で収穫するなら
サラダなどに使う柔らかい水菜なら、比較的遅めの種まきでも対応しやすいです。
青森では、8月下旬~9月中旬ごろをひとつの目安にするとよいでしょう。
ただし、9月に入っても残暑が厳しい年があります。
気温が高すぎる時期に急いで種をまくと、発芽後に徒長したり、害虫の被害を受けやすくなったりします。
「9月○日に必ずまく」と決めるよりも、暑さが少し落ち着いてから種まきするのがおすすめです。
大株に育てたいなら早めに
鍋料理などに使う大きな水菜を育てたい場合は、できるだけ早めの種まきを意識しましょう。
水菜は寒さに強い野菜ですが、秋が深まるにつれて生育スピードが落ちていきます。
そのため、青森で大株を目指す場合は、8月下旬~9月上旬ごろをひとつの目安にするとよいでしょう。
実際に青森県での栽培資料でも、小株と大株では株間や種まき方法を変える栽培方法が紹介されています。
水菜の種まき前に畑を準備する
水菜は比較的育てやすい野菜ですが、種まき前の土づくりも大切です。
まずは畑を耕し、土を細かくほぐしておきます。
水菜は水はけの悪い場所よりも、適度に水分が保たれながらも排水性のある土のほうが育てやすいでしょう。
土が固い場合は、堆肥などを利用して土を改善しておきます。
また、水菜はアブラナ科の野菜なので、前年にキャベツ、白菜、大根、カブなどを育てた場所では連作を避けることも大切です。
水菜の種まき方法
家庭菜園では、手軽な「すじまき」がおすすめです。
1.浅い溝を作る
土を平らにならしたら、棒などを使って浅いまき溝を作ります。
深く掘りすぎないことがポイントです。
2.種をすじ状にまく
水菜の種を、まき溝にパラパラとまいていきます。
一度に大量の種をまくのではなく、発芽後に間引きしやすい程度の間隔を意識しましょう。
青森県の家庭菜園向け資料でも、小株取りでは条まき、大株取りでは点まきとする方法が紹介されています。
3.薄く土をかぶせる
種をまいたら、種が隠れる程度に薄く土をかぶせます。
水菜は小さな種なので、厚く土をかぶせすぎないよう注意しましょう。
4.たっぷり水を与える
最後に、種が流れないように、やさしく水を与えます。
発芽するまでは土を乾かさないことが大切です。
特に種まき直後に晴天が続く場合は、土の表面が乾燥していないかこまめに確認しましょう。
発芽したら間引きをする
水菜は発芽後、そのままにしておくと株が混み合ってしまいます。
本葉が増えてきたら、弱い株や混み合っている部分を少しずつ間引いていきます。
小株として収穫する場合は、最終的に5cm程度の株間を目安にする方法があります。青森県の資料でも、小株と大株では必要な株間が大きく異なります。
最初からすべてを大きく間引くのではなく、
「発芽後に1回目の間引き」
↓
「さらに成長したら2回目の間引き」
というように、段階的に間引くと管理しやすくなります。
青森で水菜を育てるときの注意点
残暑の時期は害虫に注意
水菜はアブラナ科なので、青虫やコナガなどの害虫がつくことがあります。
特に夏の終わりに種をまく場合は、防虫ネットを利用すると安心です。
「せっかく芽が出たと思ったら葉っぱが穴だらけ……」
ということにならないよう、早めに対策しておきましょう。
秋が深まったら寒さ対策
水菜は比較的寒さに強い野菜ですが、青森では秋が進むと気温が一気に下がります。
生育が遅くなってきた場合は、防虫ネットや不織布などを利用して、冷たい風や霜から守る方法もあります。
特に遅い時期に種をまいた場合は、「冬までにどこまで大きくできるか」を考えて栽培することがポイントです。
青森なら「少しずつ種をまく」のもおすすめ
家庭菜園なら、一度に畑全部へ種をまく必要はありません。
例えば、
- 1回目:8月下旬
- 2回目:9月上旬
- 3回目:9月中旬
というように、時期をずらして少しずつ種をまいておくと、収穫時期も分散できます。
水菜は小株なら比較的短期間で収穫できるため、少量ずつ育てる方法とも相性が良い野菜です。
家庭菜園では「一度に大量に収穫する」よりも、「食べる分だけ順番に収穫する」ほうが使いやすいですよね。
まとめ
今回は、青森で育てる水菜の種まきについて紹介しました。
青森で水菜を育てるポイントをまとめると、
・秋まきは8月下旬~9月ごろを中心に考える
・大株にしたい場合は早めの種まきを意識する
・小株なら少し遅めの種まきでも育てやすい
・種は浅くまき、発芽するまで乾燥させない
・発芽後は混み合ったところから間引く
・残暑の時期は防虫ネットがあると安心
というのがポイントです。
水菜は比較的育てやすく、収穫したものをサラダや鍋にすぐ使えるのがうれしい野菜です。
青森の涼しい秋を上手に利用して、シャキシャキでおいしい水菜を育ててみてはいかがでしょうか。



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