ナスの定植

日記

今日は、ポリポットで栽培している、ナス(茄子)の定植(植え付け)をしました。
本葉が5~6枚ほど出始め、定植の時期を迎えました。
なかには、苗が小さいものもありましたが、畑に定植することで根張りが良くなると判断して、全ての苗を植え付けました。

畑の準備

定植の2週間前に畑作りをします。
畑の作り方として、 苦土石灰、たい肥、化成肥料をまき、鍬を使って土を耕し 、高さ10cmほどの畝を立てます。
※ 苦土石灰、たい肥、化成肥料の分量は、畑の規模によって異なるので説明書を確認のうえ調整してください。   
防草効果と、地温を上げる効果のある黒マルチを張って畑作りが完了です。

栽培期間が長いので、肥料切れを起こさないように、元肥をたっぷり入れて、定期的に追肥をします。
元肥を施す場合は、畑の全面にまいて耕す「全面施肥」よりも、溝を掘って畝の直下に施す「溝施肥(待ち肥)」の方が効果的だそうです。
ちなみに私は、通常通り「全面施肥」にしました。施し方に決まりはないので、お好みで施してださい。
別の記事で書きましたが、同じナス科でも、トマトは肥料が多いと枝葉ばかり茂って実がつかない「つるぼけ」になりやすいのですが、ナスは、肥料が多くても「つるぼけ」なりにくいので安心でだそうです。

ナスの定植時期と定植方法

連作障害

連作障害を避けるため、同じ場所での栽培を6~7年ほどあけるようにします。
心配な場合は、接木苗を利用すると安心だそうです。

定植時期

定植のタイミングは、本葉が5〜6枚ほど出てきた頃が定植時期です。

定植方法

定植前に、ポリポットを水に浸して水を含ませておきます。
1.ポリポットから苗を取り出します。
取り出しにくい場合は、ポリポットの底の穴を手で軽く押してあげると取り出しやすくなります。
2.マルチに苗が入るほどの穴をあけ、中の土を少量マルチの上に出します。
3.先ほどあけた穴に苗を置き、周りから土を寄せ、最後にマルチの上に出しておいた土を使って、苗の根元にかけます。
以上で、ナスの定植が完了です。

2株以上植える場合は、株間60cmほど間隔をあけて植え付けます。

定植後に水をたっぷりあげます。
外で栽培する場合は、風で茎が折れないように仮支柱を立てておきます。
仮支柱は、割り箸でも代用することができます。

コンパニオンプランツ

ナスと相性の良いコンパニオンプランツは、パセリと、ネギだそうです。
パセリには、セリカ独特の香りでナスに害虫が寄り付きにくくなる効果があるほか、余分な水分を吸収して、ナスの株元を覆ってマルチ代わりになることで水分吸収を安定させる効果があるそうです。
ネギには、ネギ科植物の根に共生する拮抗菌が「青枯病」「立枯病」の病原菌を抑える効果がるそうです。
それぞれに効果があるので、期待する効果を重視した上で、ナスの近くに植えるようにします。

ナスの発芽率が悪く、育苗期間が長引いてしまった影響で、全国平均よりも遅れての定植となりました。
幸い、苗の全滅を避けることができたので、定植が遅れてしまいましたが、結果的には良かったと思います。
また、窮屈なポリポットから、畑に定植してあげたこともあり、根張りが良くなって生育が良くなりそうです。
今後の作業として、ある程度の草丈になったら、支柱を立てて誘引してあげたいと思います。

ナスの定植の方法について紹介しました。
ほとんどの方は、今の時期は定植されていると思うのであまり参考にならないかもしれませんが、これからナスを定植する方は、こちらを参考にしていただけたら嬉しいです。

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